カーネーションを楽しむ方法

カーネーションを楽しむ方法

カーネーションの歴史から花言葉、なぜ母の日にカーネーションを贈るのか。鑑賞や栽培以外に楽しむ方法は?などについて紹介しています。

カーネーションの歴史

カーネーションの原産はコーカサス地方といわれ、それはギリシャ時代から栽培の歴史が始まったのではないかと言われます。
カーネーションは古き時代から人々に愛されヨーロッパ各国を中心に栽培が活発になり、フランスの園芸家により19世紀ごろにカーネーションのいまのかたちの原型がつくられたのではとされています。
日本での歴史はというと、徳川の時代にオランダよりもたらされたといわれます。
オランダといえばチューリップのイメージが強いですが…はなしがそれましたが、名前の方はその影響からオランダナデシコと呼ばれていたそうです。ナデシコなんてなんか安易な感じがしますがそういった名がつくほど当時はインパクトがあったのかもしれないですね。

なぜ母の日にカーネーションを贈るの?

なぜ母の日にカーネーションをおくる習慣が出来たのでしょうか?
それはアメリカで自分の母親が亡くなったのちに教会に母親が好きだったカーネーションを捧げ、まわりの参拝の方にも配ることをしたからです。
それがまわりの人々に共感を呼んでその日に五月の第二日曜日が当てられました。
そうした経緯でカーネーションを感謝の意をこめて母親におくる習慣が出来たのです。

カーネーションの花言葉は

あらゆる試練に耐えた誠実、良き競争相手、貞節、感覚、若い娘、純粋な愛情 といわれています。

鑑賞や栽培以外に楽しむ方法は?

カーネーションは、鑑賞や栽培以外にまだまだ楽しめる方法があります。
それはカーネーション茶です。
工芸茶というジャンルになりますが中国茶ならではのガラスポットに咲くカーネーションには香りだけでなく心も癒されることまちがいなしです。
最近はちょっと変わった母の日のプレゼントにと人気の一品です。
よろこんでもらい一緒にその幸せを噛み締める時間が母親だけでなく家族でたのしめる…こういった用途もあるなんて花の世界は奥が深いですね。ゆったりとポットのなかで開いていく様は安らぎの一時をあたえてくれますよ。