うるおいのある肌を作るコラーゲン

コラーゲンとはアミノ酸を主成分とした繊維状のたんぱく質のことを言います。
このコラーゲンの役割は細胞と細胞の間をつなぐことです。コラーゲンの成分は皮膚にしっかり、潤いとハリのある弾力としなやかな肌を与えてくれるのです。肌のたんぱく質の内のなんと70パーセントがコラーゲンの成分で出来ていると言われています。このことからもどのくらいコラーゲンというものが肌の健康に絶対に不可欠な要素であることか理解していただけると思います。
人間は20歳を境に肌を支えてくれているコラーゲンを作成する能力が低下します。更には生活の中で紫外線を浴びたり、ストレスを受けてしまうことで身体の中に活性酸素が発生しています。この活性酸素のせいでコラーゲンが破壊されてしまい、肌が壊れてしまうのです。このことが進んで細胞を支えている若いコラーゲンが減少してしまうことによって、肌は次第に張りやうるおいを保つことができなくなってしまい、肌にあとが残ったり、皺が増えてしまうことにつながるのです。こうなってくると肌全体を支える能力も低下してしまうため、肌は重力に逆らえず下にさがっていきます。これがたるみにもつながります。
コラーゲンは肌にとって重要な役割を果たしています。

コラーゲンを保つためには以下のことを注意してください。
まずは睡眠です。しっかりとよい睡眠をとることが必要です。なぜなら皮膚組織や細胞の形成は眠っている間に行われています。ですから睡眠不足がちな生活が続いては、新しく生まれ変わる細胞のサイクルは乱してしまい、結局皮膚は健康でハリのある状態を保てないで肌があれ続けていきます。
次にストレスをなるべく避けることです。現代社会でストレスからのがれることは非常に困難ですが、肌にとっては大敵です。ストレスというのも、はっきりとした症状としてあらわれにくいですから放置してしまいがちですが、心身に負担をかけることでコラーゲンに影響を与えてしまうこともあります。ですからストレスを感じた時はすばやい対処が必要です。
次に紫外線です。紫外線はいくつか種類があります。中には肌の真皮にまで害を及ぼすものもあり対策が必要です。何もしないで無防備に紫外線を浴び続けることによって真皮にあるコラーゲンを劣化させることにつながってしまいます。
次に正しい食事です。食事によって身体に必要な栄養素がしっかり満たされていない食生活を送ることができなければ肌の負担にもなってしまいます。食品から取れるビタミンやミネラルやたんぱく質、脂質や炭水化物などの栄養素は必ずとっていくことが必要です。